意外と使えていない!?「〜のために」の使い方



こんにちは。京都の松井山手を拠点に全国及び海外在住の生徒さんに対面とオンラインで独自メソッドを使って発音矯正、英文読解、会話力アップトレーニングレッスンをしているAYANO ENGLISHの代表講師AYANOです。





私はこれまでオンラインでは2万レッスン以上行ってきましたが、今日はレッスンを通じて多くの生徒さんがやってしまっているよくある語彙の用法の間違いの1つについてお話したいと思います。


皆さんよく使う「〜のために」という言葉。



この表現が出てくるたびに必ず間違える人続出します。何故か?皆さん日本語に引っ張られるからです。




「〜のために」には目的を表す場合と原因を表す場合があります。

ex: 彼女は芸術を学ぶためにイタリアに行った。

色々表現がありますが、とりあえず不定詞を使って・・・

◯ She went to Italy in order to learn art.

× She went to Italy due to learn art.






due to は目的ではなく、原因を表す熟語。なので、先程の目的を表す文章には使えません。

due toの例文はと言うと・・・

The game was canceled due to heavy rain.

試合は大雨のため中止になった。




原因を表す文で使います。ちなみに、due to のtoは前置詞。この部分もごっちゃになっている生徒さんが多いです。


前置詞の後ろは基本、名詞か動名詞。なので、先程のdue to learnみたいに動詞の原形が来ることもあり得ません。




英会話は瞬時に口頭で英作することです。学校で習ったパーツを使って自分で文章を絞り出すことが必要です。だけど、その際に、間違って覚えていると使えないんですよね~。






知っている単語でも、意外な意味や用法があることって結構あります。なので、知っている単語でも怪しいな~って思ったら、是非一度辞書で調べてみてくださいね♪



で、自分でどんどん使ってみる。日本にいる限り、メディアは全て日本語。学校教育も日本語がベース。英語力は待っていても絶対伸びません。自分で動かないと何も変われないのが実情です。


意識して使わないと会話力は絶対伸びません。独り言でもいいので、是非使ってみてくださいね♪


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この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。