アメリカ英語とイギリス英語①

今日はアメリカ英語とイギリス英語の違いについて少し触れたいと思います。

皆さんもご存じの通り、アメリカ英語とイギリス英語では表現や単語の綴り、発音など違うことが結構あります。

前髪

アメリカ英語: bangs (日本語でも最近はバングスとかって言ったりしますよね?)

イギリス英語: fringe (カーテンのタッセルについているフサフサもフリンジって言いますよね?)

生理ナプキン (私が一番驚いたのはこれでした・・・σ(^_^;) )

アメリカ英語: pad や sanitary napkin など
 (ちなみに私はpadしか聞いたことがありません。。。)

イギリス英語: towel や sanitary towel など

そうなんです!!! イギリス英語では何と towel (ふつうのタオルもこのtowelですよね)と言うそうです。(;^_^A  これには、ホントびっくりしました。そんなに違うとは!!!・・・みたいな。あまりにも衝撃的だったので、預かっていた留学生の子に何度も聞き返してしまいました。(^_^;)

記入する

アメリカ英語: fill out

イギリス英語: fill in

out と in なんて真逆の単語なのに、同じ意味の熟語で使うなんて、日本人にとっては辛いですよね。

あ、そうそう。コンマの入れ方も違うってご存じですか? 今ではあまり気にされていないようですが・・・

and や or ・・・文法のジャンルでは接続詞の範囲をおさらいしてくださいね。(簡単に言うと、つなぎ言葉です。必ず同じジャンルのものをつなぎます。andやor の説明はまた別の機会に。。。難しい言葉で等位接続詞とも言いますよね。漢字が並ぶと、どうしてこんなに難しく聞こえるんでしょうねぇ・・・ホントは簡単なのに。)

例えばand。

二つのものをつなぐ時は?

ピンポ~ン    そうそう、A and B です。

では・・・三つのものをつなぐ時は???

恐らく皆さん2パターンに分かれたのではないでしょうか。

1つは・・・A, B, and C

もう1つは・・・A, B and C

どっちが正しいの??? となりますよね?

実は、どっちも正しいのだそうです。私も色々な英文記事を読んでいる時に、ふと両方のパターンがあることに気づいたのですが。。。

A, B, and C はアメリカ英語、A, B and C はイギリス英語のコンマの入れ方なのだそうです。最近では厳密にはあまり区別はされていないようですが・・・

ちなみに、私の生徒さんたちに学生時代どっちのパターンで習ったか尋ねたところ、私も含めて西日本の生徒さんたちは1つ目のアメリカ英語のパターンで習った方が多かったのに対し、東日本にお住まいの生徒さんたちはイギリス英語のパターンで習った方が多かったです。当時使用していた教科書の影響でしょうか。同じ日本国内なのに、違うんだ・・・って、ちょっとびっくりしました。((((((ノ゚⊿゚)ノ

この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。