英語で英語を教える!?

日曜日の朝、皆さんはゆっくり出来ていますか?

私は、今日は娘の模擬試験の付き添いで、早朝からバタバタしています。
今日は京都の同志社中学が試験会場なのですが、ここ、同志社以外何もなく周りも住宅街だからか、待ち時間に入ろうと思っていたガストがまさかの9時開店…ガーン   8時過ぎから12時前まで待たないといけないのに…えーん
仕方なく、隣にあるマックに来て、ゆっくりしながらブログ更新しています。ここ、一応京都市内のため、やっぱりマックの看板カラーは茶色です。そうそう、京都って、マックの看板カラーは赤じゃなく茶色、イズミヤの看板カラーもオレンジとかじゃなくて、青っぽいものなんです。正直、あのイズミヤの看板カラーは、買い物したいとは思えない色かも。京都市内は景観保護のため、看板カラーの規制も厳しいそうですが…、京都以外でこんなに五月蝿い所ってあるんでしょうかね~?
2020年のオリンピック開催もあって、今、学校の英語教育が変わろうとしています。というか、政府は変えようと必死ですよね? 現場の教師にも対応や調整をするよう、色々な意味で、今後どんどん迫ってくるんでしょうね、きっと。
私がアメリカの現地のハイスクールに通っていた時のこと… かれこれ、もう20年以上も前のことですが…ガーン
以前も書きましたが、私はその地域では唯一のアジア人、通っていたハイスクールでもアジアからの初めての留学生でした。同じ学校には、私の他に、留学生が3人。デンマーク人の男の子、フィンランド人の女の子、スウェーデン人の女の子。みんな私よりも体も大きく、綺麗なブロンドヘアだし、絵本から飛び出して来たような目が青や緑の白人だったので、自分の黒髪と子どもっぽさがすごく嫌だったのを覚えています。
当時日本では今よりも英会話学校も少なかったし、外国人の数もまだまだ多くなかった…
たまたま親の影響で外国人と触れ合う機会は周りの人よりも多かったけど、流石に私が完全にマイノリティーになってしまう環境だったので、きつかった。
でも、見た目云々よりショックだったのが、自分が絶対に自信があった英語が他の留学生とは全く比べ物にならないものだと知った時でした。北欧諸国の留学生はみんな英語が巷でいう「ペラペラ」。今から考えると多少詰まってはいたものの、みんな学校の授業についていくには十分なものでした。
私はといえば…
やっぱり現地の人が話すスピードが速いのと、英語を口に出して発話までは十分にしていなかったので、毎日放課後に残って先生に質問ばかりしていました。授業中に自分の意見を言うなんて、とんでもない!!
同じ英語を勉強してきたはずなのに、どうしてこんなに違うんだろう?
悔しいのと、何とかしないとっていう危機感もあり、他の留学生たちに母国でどんな英語教育を受けているのか尋ねてみると…
先生が英語で英語を教えている
… 全員からこの答えが返って来ました。当時、学校教育で英語の先生が英語で授業をするなんて、まだまだありえない話だったので、かなりの衝撃を受けましたね、この答えを聞いた時は。勿論、日本の学校教育みたいな受け身の教育ではなく、生徒が授業に参加して意見を述べたり、プレゼンテーションしたりする授業を受けていると。
あれから20数年。
ようやく日本の学校教育現場でも生徒参加型の授業、アクティブラーニングを推進する動きが出てきましたが、まだ教師への講習会が開かれているような状況です。おまけに、英語教育は大学入試があるため、20数年前と殆ど変わっていません。
まあ、全く前進しないよりはマシですが…  
この20数年、どのように日本の英語教育が進化していくのか興味深く見ていましたが、ここまで殆ど何も変わらない、というか進展していないのには正直呆れ果てています。あと20年経っても、そんなに変化していないような気がしてならないのですが…  勿論、色々頑張って授業されている先生もいるので、全部が全部とは言いませんが… 学校の英語教育の底上げというか、大改革… ホント、まだまだ時間がかかりそうですね。
ここ何年か、何かにつけてグローバル化云々って言っていますよね?  本当に周りから常に必要とされる人材になるためには、学校教育だけに頼らず、自分で先を見極めながら足りない部分を補っていく必要があると思ってきたのは私だけでしょうか?  多分、これって今後も続くような気がしませんか?
またまた長くなってしまいましたあせる
皆さん、よい週末を~ニコニコ
see you soon
AYANO音譜

この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。