意外と知られていない表現③ ~ heavy ~

こんにちは。英語講師のAYANOです。ニコニコ
私のブログを覗きに来てくださって、ありがとうございます。アップ

やっと週末。しかも4月第1回目の週末🎶 皆さんどのように過ごされる予定でしょうか?ここ京都は昨日は雨でしたが、今日はなかなかのお天気。うちは、この後、ワンコを連れて家族で桜でも見に行こうかと思っています。

週末なので、カフェに行ってゆっくり~なんて方もいらっしゃるでしょうね。うちの近所にもカフェがちょこちょこ。あと郊外型のドライブスルー付きのStarbucksがありますが、ホント、地元の人はなかなか入れない・・・(;^_^A
Starbucks狙いで他の地域からも人が来るので、「いつなったら入れるねん!」みたいな感じですね、いつも。(苦笑)

また話が飛んでいきそうなので、この辺で、本日のお題へ少しずつ戻しますね。(^^ゞ

アメリカでStarbucksのような決まったコーヒーメニューがあるお店ではなく、普通のカフェやレストラン、ファミレスなどでコーヒーを頼んだとき、知っておかなくてはいけないことがあります。日本ではコーヒーに入れるものとして、砂糖とミルクがありますよね。(フレッシュの場合もありますが・・・そうそう、ちょっと前に関東ではフレッシュのことをフレッシュって言わないって何かの番組で見ました。関西ではフレッシュという呼称は結構、一般的です。(^▽^;) )

勿論、アメリカでもコーヒーを飲むとき、砂糖やミルクを入れるのですが・・・このミルクのこと、アメリカ英語ではミルクって言いません。cream(クリーム)と言います。なので・・・

レストランやカフェの店員さんが

“Would you like some cream in your coffee? “
(「コーヒーにミルクは入れますか?」という表現です。ちなみに、この文、疑問文なのに、anyじゃなくて、あえてsomeを使っています。この説明は次回にしたいと思います。

とかって聞いて来たりします。

この時にcream=生クリーム??? え???ウィンナーコーヒー???って思わないでくださいね。生クリームのことではないです。所謂フレッシュのようなものを意味します。

(ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ウィンナーコーヒーとは、コーヒーの上に生クリームをたっぷり絞ったコーヒーのことを言います。気になる方は、検索して画像をご覧になってください。・・・( ̄□ ̄;)・・・と言いましたが、画像でコーヒーにお肉た~っぷり入った「ウィンナー」を入れてるものがいくつかヒットしてきました。(;^_^A  この世の中・・・ホント、ツワモノだらけです。( ̄ー ̄;  まさか・・・とは思ったけど・・・(苦笑) 肖像権の問題がありますので、気になる方は一度「ウィンナーコーヒー」で画像検索してみてください。(^▽^;) )

そうそう、日本語で生クリームっていうけど、英語ではraw creamとは言いません。<raw:「生の」という意味の形容詞です。「ロー」と発音します。お刺身のことを英語でローフィッシュとかって言ったりしますよね?>

じゃあ、アメリカ英語で生クリームはなんて言うか?

heavy creamと言います。もしかしたら、今はもう私が住んでいた田舎町のようなところでも、生クリームのケーキが販売されているのかもしれませんが、私が住んでいた当時は、ケーキと言えば、frosting(アイシングクッキーのアイシングのような、ベースは大量の砂糖です。)がた~っぷり塗られたカラフルに色付けされたケーキでした。(色のセンスは、コストコのケーキを思い出してください。あれ・・・です。(苦笑) ) あまりの甘さに耐えかねた私、そのフロスティング部分を剥がして食べていました。(;^_^A

生クリームで生なのに、何故かheavy cream・・・イメージ的に「こってりした」という感じなのでしょうか。それより、フロスティングのあの砂糖の塊のほうがよっぽどだと思うのですが・・・(;^_^A (ちなみに、バタークリームをアメリカのレシピで作ると、恐ろしい量のバターと砂糖を使います。バタークリームの話をすると長くなるので、これはまた別の機会にしますね。バタークリームはbutter creamなんですよね。こっちの方が、よっぽどheavyなのに・・・)

皆さんご存知のheavyという単語。名詞としての意味もいくつかありますが、形容詞としては、ホント色んな意味があります。

皆さんは「重い」で覚えられたと思います。

他に知っておかれたら便利なのが、先ほどの生クリーム、heavy creamで使われていたheavy。
「(胃が)もたれる」とか「消化の悪い」とかって意味です。(苦笑)
日本では脂肪分の割合が高いほど、生クリームの値段も跳ね上がるのに・・・(苦笑) ・・・消化の悪いクリームって・・・(^▽^;)

あと、私が知らなくて初めて聞いたときにびっくりしたのが・・・

heavy = 厚い、厚手の

という使い方。冬物のコートありますよね? アメリカ英語では冬物のコートのことをheavy coatって言います。この使い方を私は知らなくて、またいつものように変な勘違いをしていました。(;^_^A ( coatの発音は「コート」じゃなくて、「コウト」です。oaの部分は二重母音になります。ちなみに、「コート」の発音だと、catchの過去・過去分詞のcaughtになってしまいます。)

おじいちゃんの家に遊びに行ったときのこと。
まだまだ私の英語力はどうしようもなかった頃。だんだん冬の寒さが厳しくなりつつある時期でした。おじいちゃんが昔、大学で教えていた時の話をしてくれていたのですが・・・自分が当時来ていたコートを着て、見て見て~と言わんばかりに登場。その時おじいちゃんが来ていたコートがホント重かったんですよね。

・・・で、いつも通り、おバカな私。

「雪が降るところって、こんなめっちゃ重いコート着なあかんねんやぁ・・・肩凝るやろなぁ・・・」

(それまで日本でも雪の降る地域には行ったことがなかったので、ある意味、ホント皆さんの想像を絶するくらいのおバカだったと思います。(笑) )

でも、その後、事あるごとにheavy coatっていう表現を耳にして・・・

ようやく

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

冬物の
コート=heavy coat

と私の中でようやくつながりました。(苦笑)

決して・・・


heavy coat=重いコート

ではありません。(笑)

このheavyという単語、ホント色々意味がたくさんあるので、一度辞書でチェックしてみてくださいね。「だるい」なんて意味もあるので、結構使える筈です。

今日のお話し、コーヒーを飲みながら書き始めたので、私の頭の中で・・・

ミルク→フレッシュ→cream・・・となり、その話をするつもりでしたが・・・

またまた突然

cream→生クリーム→heavy cream→heavy???

と変化したため、急きょ、お題をheavyに変更しました。(;^_^A

今日も私の記事を最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。感謝感謝ラブラブ

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この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。