意外と知られていない表現① ~pretty ~

アメリカにいた時によく聞いた単語。まぁ、昔の教科書ではあまり見ることがない、若しくは見たことのない単語がいくつもあるのですが・・・

そのうちの一つ。

prettyという単語。(これは、かな~りショックを受けた単語です。知っている筈の単語が、知らない用法で使われていたのですから。(苦笑))  

勿論、prettyというと、「可愛い」とか「素敵な」などの形容詞として使われるのはご存知かと思います。日本人の大半がこの意味をイメージすると思うのですが・・・

アメリカ人がよく使っていたprettyの用法というのが・・・

prettyを副詞として使うパターン。その場合は、形容詞や副詞を修飾していることが多く、意味的には「かなり」とか「とても」といった単語になります。

アメリカ人は会話の中でveryよりも頻繁に使っていました。まぁ、veryはなかなか発音しにくいこともありますしね。・・・とは言え、中学の教科書でしっかりveryを覚えた私たちにとっては、実はアメリカではprettyよりも使用頻度が低いと分かったら、かなりショックですよね?(苦笑) 最近の教科書は私が学生時代に使っていた教科書よりも内容的には随分良くなっては来ましたが、それでもまだ現行の大学入試制度があるため、学校で教えていても、「おいおい・・・この表現って、私、アメリカでも聞いたことないし、ドラマや映画、あと実生活で英語を使う環境にずっといたけど聞いたことないぞ???」っていうような表現が結構あったりします。・・・というか、テキストに掲載されている表現が勿論、入試には出るので、必然的に教える側はその日常では殆ど使われない表現を教えないとどうしようもないんですよね。(苦笑) まぁ、この表現は次回のお題に回します。( ̄▽+ ̄*)

話がかな~りそれました。・・・で、prettyの話に戻します。 かなり飛びましたが、皆さん、戻ってきてくださいよ~(;^_^A 

例えば・・・pretty「かなり」という意味の副詞としての使い方の例を挙げますね。

彼女は先週のテストでかなりいい点を取った。

She got a pretty good score on last week’s test.

みたいな感じで使います。
ついでに、「テストで」の「で」は前置詞 on を使うということも覚えちゃいましょう。そうそう、こういう時に、口に出してこの前置詞 on の使い方も一緒にマスターしちゃうんです。必ず口に出して・・・これがと~っても大切なポイント。(o^-‘)b

上記の例では、形容詞goodを修飾するパターンの例を挙げました。

もう一つ例を挙げておきますね。今度は後ろの副詞を修飾するパターンの使い方です。

例えば・・・

あいつの泳ぎ、かなり早かったよな。

He swam pretty fast.

ちなみに、swim <泳ぐ>の動詞の活用は不規則活用です。覚えていますか~? (;一_一)

swim – swam – swum – swimming でしたよね??? 大丈夫でしょうか? やり直し英語の方は、記憶が怪しい不規則活用の動詞についても、再度チェックしておいたほうがいいと思います。

swamの発音は、aの部分がアとエの中間音になります。

swumの発音ですが、uの部分はウとは読みません。ウと読む学生、さっきのアとエの中間音で読んでしまう学生・・・かなりいます。(苦笑) 音はぜ~んぜん違います。発音記号は小文字のvの逆さまの記号です。

各音の出し方については、文字では表現しづらいというか、表現に限界があります。

私のレッスンではウェブカメラと私の耳を駆使して、1人1人の生徒さんの発音を音単位で徹底的に直していきますので、ご興味があれば是非お試しを。(^-^)/

AYANO音譜

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この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。