バングラデシュ人の英語

今日はバングラデシュ人と話してみました。

バングラデシュ人の英語は私の人生で2回目。1回目は・・・(自分で言うのも何ですが・・・)・・・
むか~しバングラデシュ人にナンパされて付きまとわれた経験があるので、そのとき以来です。かれこれ10数年以上ぶり。バングラデシュは、公用語はベンガル語なので、ベンガル語のアクセントが結構強い先生でしたが、私にとってはラッキーというか、とても有り難い英語なので、とても有意義な時間を過ごせました。

バングラデシュの教育システムや英語教育、離婚率などについてお互いの国の話をしていました。バングラデシュの教育システムは・・・

kindergarten 4 years
junior section 5 years
senior section 5 years
college 2 years
university 4 years

・・・なのだそうです。義務教育という設定はないようで、都市部の子どもは少なくともsenior sectionまで修了する子どもが多いそうですが、貧しい農村地域ではやはり親が勉強よりも仕事(家の手伝いや家業)を重視してしまい途中でdrop outしてしまう子が多いそうです。そのためもあって、バングラデシュの識字率はまだまだ低いとのこと。改めて私たち日本人はまだ恵まれていると再認識しました。(最近では日本でも子どもの貧困問題が取り沙汰されているので、日本の教育格差ももっと広がってくる 可能性は高いでしょうが・・・)
日本やアメリカの教育制度と違い、大学に入る前には必ずcollegeを修了する必要があるそうです。(collegeでどこまで専門的なことを学ぶのかなど詳細はまだ聞けていませんが・・・。)

バングラデシュも私立では3,4歳からすべての科目を英語で学ぶそうです。授業は当然英語。ジャマイカやフィリピンもそうですが、英語が公用語の国はもちろんすべての授業が英語、英語の授業は当然英語で行われている国が殆どです。教科書もすべて英語。

毎回、色々な国の人と第二外国語習得について話しますが、やはり日本の英語教育が一番遅れているように思いますね。ホント、どうなっていくんだろう。。。

ちなみに、私は勤務先の学校では、一番上のレベルのクラス(東大や京大を将来受験するクラス)では、英語を使いまくって授業を進め、生徒にも英語を話すように仕向けています。もちろん、全部が全部そのレベルではないので、雑談など、英語を使用できそうなところは、ほかのクラスでもなるべく英語を話すようにしていますが・・・難しいですね、日本の英語教育改革。

この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。