昨日もまた私が住んでいる京都は寒かった!
週末なのに・・・朝から娘を塾に送迎し、主人を病院に連れて行って帰宅してから家事をしつつ、昼食と夕食のものを買い出しに!!! と思って、車を走らせると・・・またコストコ渋滞。
行こうと思っていたスーパーを諦めて、別のスーパーへ。その後、また娘を塾まで迎えに行って、昼食を食べさせてから、英語教育関連の学会の研究発表会を覗きに行ってきました。 学校の英語の授業はホント難しいです。内容ではなく、指導するには人数が多すぎる。
今年度、私はラッキーなことに高校の出来る子たちを担当させてもらえたので、文法説明の部分は日本語で授業をしましたが、それ以外のところは出来るだけ英語を使って授業をしました。生徒にも発話させるような形で授業を進めるようにしました。 私が担当していたクラスで一番やり易かったよくできる子たちのクラスの人数は29名。やはり、この規模がギリギリだと思います。出来れば、もっと少なくてもいいかと思いました。理想は25名弱くらいかなぁ・・・と感じています。
話を今日の本題に戻しますね。
皆さんはオンライン英会話を受講されたことはありますか?
私はオンライン英会話については、日本人講師としてレッスンを提供しています。勿論、皆さん英語の勉強でレッスンを受講されていらっしゃるので、文法説明や長文読解のテクニックなどは日本語を使用しますが、それ以外はなるべく英語を使うようにしてレッスンしています。というのは、英語が苦手な方は、基本的に文法がきちんと分かっていない方が殆どです。英語を話す際には文法は要らない!なんていう人もいますが、私はそうは思いません。
今、とあるバラエティー番組で、英語圏の国を YESだけを使って観光できるかみたいなことをしていますよね。企画としては、なかなか面白いので、私も娘も笑いながら見ていますが・・・。
でも、実際、英語圏で生活したり学校に行ったり、日本でも英語を使う際にYESだけでは生きていけません。文法を無視した状態で会話なんて出来ません。日常生活でスラング(所謂、俗語です)ばかり並べてしゃべっていたとしても、それはもちろん仕事では通用しません。やはり一定の教養がある人と見なされるには、ある程度の文法知識が必要になってきます。 私自身、仕事で英語をフルで使用していた時は、やはり学校英語で習った文法はとても重宝しました。
こんなこと言ったらスクール側から怒られるかもしれませんが、私のレッスンでは英会話のテキストは一切使っていません。勿論、ご要望があれば使いますが・・・私は使わないようにしています。私の生徒さんにはいつも申し上げているのですが、英会話のテキストはシチュエーションが決まりすぎていて、そのフレーズを覚えても何の意味もありません。というか、その場面でしか使えない。いつもいつもその場面に遭遇するとは限りません。 私自身、高校時代に単身でアメリカに行く前、イギリス人の先生にプライベートレッスンを半年ほどしてもらっていました。というか、母に受けさせられました・・・と言った方が正しいかも。勿論、有り難いと思っていますよ、今でも。どのテキストを使用していたかまでは、はっきり覚えていませんが、よくある英会話テキストでした。
で・・・・アメリカに一人で行って、アジア人私1人の地域でアジアからの留学生自体も初めての学校に通うことになりました。役に立ったか???
答えはNOです。
結局、自分で文章を作っていくしかなかった。。。
正直、その繰り返しです。 ホント、辛かったです。人生で一番苦労したかも。
また私がどのような過程を踏んで、自分の会話力を伸ばしていったかについては、少しずつお話ししようと思います。
巷で、口頭英作が大切とか言っていますよね。当たり前のことなのに、今さらなんです。あまりにも日本の英語教育が入試に特化しすぎていた・・・。2020年から現行のセンター試験が廃止され、入試システムが変わると言われていますが、現場は正直ドタバタしています。一体どれくらいの学校が本当に対応できるのか、ホント怪しいです。
すいません、また脱線してしまいました。
オンライン英会話を受講する際、講師を選ぶ時に注意したほうがいい点を以下に述べます。(これは、私や私の娘も実際オンラインで英会話を受講する際にも実際講師をしている私がチェックしていたポイントです。)
1. 英語学、英文学、英語教育学(TESOLホルダーなど)の先生を選ぶこと。
2. 生徒の間違いをきっちり直してくれるか。
3. レッスンのスタート時間にきちんとコールしてくるか。
4. レッスンに集中しているか。
とりあえず、必要最低限は上記4つです。
理由はというと・・・
1. 英語がネイティブでも、結構、文法の間違いなどがある。
日本人でも、日本語を専門にしている人かそうでないかで、日本語を教える能力やスキルって変わってくると思うんですよ。私は英語は教える自信は勿論ありますが、日本語をきっちり教える自信はありません。実際、フィリピン人の先生で look forward to の後ろに動詞の原形を持ってきている先生がいたりします。本当は、後ろは~ingの動名詞なのに。。。
最近では曖昧になってきているのかもしれませんが・・・否定疑問文で聞かれた場合、本来であれば、英語の場合、「はい」でもNOで答えないといけないのに、YESで答えていても直さない先生が多々います。
文法として頭では分かっていたとしても、99%の人が会話で間違えてしまう・・・という、日本人はほぼ絶対やってしまうところです・・・ どうせ習うのなら、きっちりとした文法で教えてほしいですよね。娘が受講していた際にこの点がすごく気になったので、先生には直接お伝えしました。
2. これ、当たり前のことなのに、結構していない先生が多い。
生徒は一体何のためにレッスンを受けているのか分かっているのか???と思うくらい、生徒の間違いを訂正しない先生、ホント多いです。私のレッスンを受講している生徒さんたちも、みんな口をそろえてこのことを指摘していました。私は、直してくれる人がいなかったから、自分で一つ一つ反省しながら、ここまで来ました。生徒さん達には同じ苦労をしてほしくないので、私のレッスンでは、間違いや不自然な表現などは逐一訂正するようにしています。
3. これも、当たり前のことなのに・・・。
私自
身が細かすぎるのかもしれませんが。例えば、18時からレッスンがあるとしましょう。私は、いつもレッスンの時はパソコンの時計を開いて、生徒さんがちょうど18時きっかりにコールが取れるように、17時59分54秒か55秒くらいにコールするようにしています。 最近はそうでもなくなってきたのかもしれませんが、基本的に日本は時間厳守のルールが徹底している国だと思います。海外に行くと、若しくは、他の国の人たちと一緒にいると、時間をそれほど気にしていない人たちの多いこと!!! まぁ、このことを話すとまた長くなってしまうので、この話はまた今度にしますね。
4. え??? そんな先生いるの???って感じかもしれませんが・・・。
はい、残念ながらいます。私が以前受けたジャマイカ人の先生2人のうち1人の先生も、画面の向こうでカチャカチャタイプしていました。私のチャットボックスにではなく、完全に他のことをしていたのです。何も言いませんでしたが・・・ ALTとして日本に行こうと思っていると言っていましたが、こんな先生、本当に雇わないでほしいです。日本人は他の国の人たちと比較しても、かなり保守的だし、大人しい。完全に、なめられていると思います。勿論、スクールの先生の評価のところにはいっぱいコメントを書かせていただきました。(苦笑)・・・ホント、終わってる。
毎回、ブログを更新するたびに、他の人が完結にまとめているようなシンプルな感じで~と思うのですが、私、本当に文才がなくて・・・今日もまたこの状態になってしまいました。
今日もまた長い記事読んでくださって、ホントありがとうございます。感謝感謝。
AYANO