学校では絶対教えない英語表現① ~the hell~

前回の記事、「意外と知られてない単語① ~pretty~」 でも触れていたように、今日は学校では絶対に教えない表現を1つご紹介したいと思います。(もし教えてくれている先生がいたとしたら、その先生はとっても親切な先生かも。(笑))

「一体全体・・・?」っていう表現、皆さん学校英語で習ったのを覚えていますか?

例えば・・・

日本語: 「あれはいったい何なの???」

英語: What in the world is that? とか、  What on earth is that?

・・・この表現。

学校では、”in the world” や “on earth”で習ったと思います。両方とも、「一体全体」という意味で、疑問詞を強める表現なのですが・・・ 実は、私、学生時代にも社会人時代にも、一度もこれらの表現を聞いたことがないんですよね。(苦笑) 先日、アメリカ大統領選挙の候補者の1人であるトランプ氏の演説がニュースで一部流れていたとき、彼も、残念ながらこの表現は使っていませんでした。 学校で習っているのに、使われていないなんて、ホント私たちは一生懸命勉強しているのに・・・もどかしいですよね。(もしかしたら、アメリカ英語と単語の使い方や表現方法が微妙に違うイギリス英語では使われることがあるのかもしれませんが・・・。)

で、この「一体全体」という表現。 アメリカ人は一般的にどう言うかというと・・・

“hell” という単語を使います。皆さん、「地獄」という意味でご存じのそう、あの単語です。(笑) 普通は前に定冠詞のtheを伴うことが多いですが・・・

さっきの表現だと・・・

What the hell is that?

アメリカ英語だとこれがふつ~なんですよね。最初、私もこの表現聞いた時、自分が学校英語で習ったin the worldやon earthとイメージがかけ離れているので、ある意味「やっぱりアメリカだ!(笑)」と思ってしまいました。(^▽^;)

あと、ここはやっぱりアメリカだ・・・と思った表現をもう一つ。

さっきと同じ内容なのですが・・・表現が・・・(^▽^;)

What the bloody hell is that?

blood・・・って・・・(;^_^A ってな感じでしょ?(苦笑)

あと、まぁ私も若かったので、よく耳にした表現ですが・・・すいません、ここでは単語をちゃんと明記できません。放送禁止用語なので・・・

What the f○○k is that?

気になる方は、辞書で調べてください。ちなみに、日常会話ではthe hellと同様、結構使われている表現なので、ドラマや映画のセリフで恐らく頻繁に出てきていると思います。(ピー音が入っている可能性も大ですが・・・(苦笑))

・・・こんなふうに、学校英語では習ったのに、実はあまり使われていないってなこと、結構あります。一生懸命勉強したのに、ホント残念ですよね。

先日、この5月からTOEICの出題形式が10年ぶりに変わるという記事を目にしたのですが、学校英語で習う I am going to や I want to の発音も I’m gonna や I wanna に変わるとのこと。より自然で、且つ一般的によく使われている表現に変わるということですね。いいことなのですが、まだまだ学校英語はここまで追いついていないように思います。これまで学校で習ってきた方々も、この言い回しと発音には慣れていないと思うので、ドラマや映画のセリフを参考に是非口に出して練習してみてください。

以上、学校では絶対教えない英語表現① ~the hell~でした。(^O^)/

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この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。