スーパー中国人!?

ここのところ、スピーチコンテストの発音チェックだの、英検の2次試験の指導、入試の英作添削など、やること山盛り状態の日が続いています。今日もいっぱいいっぱいの一日だったのですが・・・

帰宅時、自宅近くのバス停でバスを降りたあと、自宅に向かって歩いていると・・・

!!!!!!!!!!!!

人が倒れてる!!!

おばあさんがうつ伏せで倒れていました。最初、何かが落ちているのかと思った(最近、目が悪くなってきたのか、ぼやけるんですよね。。。)のですが、違うと察し、慌てて「大丈夫ですか???」と叫びながら駆け寄ると、そのおばあさん、意識はあって話せたのですが、動けないとのこと。杖もついていたようだし、ふつうだったら、転んだら手をついて起き上がろうとするのに、それさえも出来ない状態で全く体が動かないようでした。昨年亡くなった父のことを思い出したこともあり、動かさずに慌ててその場で救急車を呼びました。幸い、その間に数名の人が通りがかったので、その方たちと一緒に救急車の到着を待ち、救急隊員の方に状況説明をし終わった後、帰宅しました。そのおばあさん、今朝から調子が悪かったらしく、フラフラしていたとのこと。倒れる直前もフラフラしていたそうです。おばあさんが無事だといいなぁ・・・  亡くなった父のことを思い出し、胸が締め付けられるような思いでした。

さて、今日のお話し。
中国で一人っ子政策が廃止されました。ご存じの通り、これまで中国では一人っ子政策があったため、一家庭につき一人しか子どもを持つことが許されませんでした。その弊害について色々新聞等でも報道されていますが・・・

昔、留学先のニュージーランドである中国人に出会ったことがありました。その中国人は東洋医学のお医者さん。かれこれ20年ほど前の話です。当時はまだまだ中国も今ほど裕福ではなかったので、その中国人の服装もかなり質素なものというか、流行のものなどではなかったこともあり、まだまだ若かった私には、それだけでもかなりカルチャーショックだったのですが・・・

でも、それよりもも~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとびっくりしたことが。

たまたま授業が同じ時間があり、その中国人の近くに座っていたときのこと。

皆さん、ふつう、先生が黒板に書いていることをノートに書き写したら、そのノートって復習やテスト勉強のために保存しておきますよね? 保存というか、そのままおいておきますよね?

それが、ふつうですよね???

でも、その中国人は違ったんです。

ずっと見ていると・・・

先生が黒板に書いたものをルーズリーフのような紙というか、紙の切れ端に書く。

書き写した板書の内容を上から数回なぐり書きする。

その場でビリビリ破り捨てる。

この動作を何度も何度も繰り返していました。あまりの変な動作(そんなことをする人を見たのが初めてだったので・・・)にびっくりしたこともあり、ある日私はとうとう彼女にどうしてノートに書き写して保存するのではなく、なぐり書きをしてビリビリ破いてしまうの???と尋ねたところ、衝撃的な答えが返ってきました。

「中国では一人っ子政策があって、人口も多く競争が激しいから、3回書いたら覚える訓練をされているのよ 」

・・・さすが・・・中国4000年の歴史は違う・・・・

ここ20年、中国の経済力の伸びは著しいものでしたよね。ちょうど同じころ、韓国と日本の小学校での英語教育導入について友人と話していました。あれから20年。日本はようやく数年前から小学校5年生から週1回くらいのペースで英語の時間があるようですが・・・20年前から殆ど日本の英語教育の状態って変わっていないような気がします。色々議論が進んではいるのでしょうが、実際に物事が決まったり、スタートするのに時間がかかりすぎているような気がするのは私だけでしょうか???

この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。